専門医による医療解説


健康寿命 元気で長生きするために

井上病院 副院長 森 雅信

  • この度は、皆さんが元気で長生きするために、井上病院や医師会からのメッセージをお伝えしたいと思います。
  • 皆さんは、「健康寿命」を御存知でしょうか。日本人の「平均寿命」は、男性80.50歳、女性86.83歳となり、世界最高水準の長寿国となりました。高齢者の比率は26.7%と初めて4人に1人を超え、まさしく「超高齢社会」と言えるでしょう。この生きた期間「平均寿命」に対し、「健康寿命」とは、単に生きた期間をさすのではなく、健康上の問題で日常生活が制限されない期間を言います。「健康寿命」を延ばし、「元気で長生き!」することは、誰しもが願っていることと言えます。
  • では、「健康寿命」を延ばすためにはどうすればよいのでしょうか。「予防に勝る治療はない」と言います。病気や障害が起こる前に、寝たきり・要介護にならないような「予防」を心がけましょう。自分でしたいことができ、行きたい所に行くことを可能にするためには、日常生活習慣の工夫と実践が大切なのです。
  • 元気で長生きするための実践方法
  • ①普段の暮らしが自然な訓練
    朝起きて夜寝るまで、意識して体をしっかり使いましょう。家事をこなす、歩く、またぐ、階段や坂の上り下りなどの動作をしっかり意識して行うことで、体力が保たれ、転倒や骨折、介護の予防につながります。
  • ②こまめに水を飲もう
    水分が不足して起こる熱中症や健康障害を防ぐために、こまめに水を飲みましょう。「自ら健康に、水から健康に」です。
  • ③笑顔がクスリ
    「笑う門には福来たる」。明るく朗らかに過ごすことで、体の免疫機能を高めます。