診療案内

当院は呼吸器疾患、消化器疾患において、
外科手術を得意としている病院です。
手術件数の半数以上が肺がんです。

診療の特色扱う主な疾患医師ご紹介
年間手術件数専門医による医療解説

当院診療の特色

十分な説明と同意
当院はインフォームドコンセント(十分な説明と同意)を重視し、患者さんが納得できる医療を提供することをモットーにしています。
胸腔鏡下手術(肺がんを中心にした外科手術)
呼吸器疾患、消化器疾患において、外科手術を得意としています。当院の手術は、いずれも経験が豊富で、高い技術をもつ、井上理事長、森院長、松浦副院長、上川外科部長、高橋副院長、西川診療部長からなる6人体制で施行されています。メンバー全員が同じポリシーのもと、抜群のチームワークで施行しています。
年間約100件の全身麻酔手術の半数以上が胸腔鏡手術を含む開胸肺切除術です(年間手術・検査件数 推移表をご参照ください)。医師会検査センター病理と提携し、術中迅速病理診断も利用しています。
迅速な検査・診断
当院ではPACS(医療画像システム)を導入し、CT画像・エコー内視鏡画像・レントゲン画像を一元管理することで患者さまの待ち時間が大幅に短縮されました。
大規模病院ではCT検査を行うのが初診から2~3週間後になることもあり、患者さんが検査結果を知るまでに1ヶ月弱かかるのが普通ですが、当院では患者さんは外来受診の当日にCT検査を行い、検査後の説明も聞いて帰院できるため、何度も通院する必要がありません。
ベストサポートケア
がん患者さんの治癒経過を左右するものとして、当院の「ベストサポートケア」があります。
がんが進行した状態での治療中は、さまざまな症状や合併症を併発します。当院では迅速な対応を心がけており、即座の入院が可能であり、必要に応じて細かな処置と誠実な対応で、患者さんの治療経過や安心感に大きく貢献しています。
がんの早期発見にも努めています(肺がん/膵がん/胃がん/大腸がんなど)
がんは早期に発見し治療を始めるほど良好な結果が得られることが確認されています。早期発見のために、市の健診、人間ドックなどを利用して頂くとともに、健診で異常が見つかった方、少しでも自覚症状がある方は病院で受診することをお薦めします。
当院は、呼吸器(肺、気管支)と消化器(胃、大腸、肝臓、胆臓、膵臓)の検査ができる病院です。当院での肺がんや膵がんの診断の第一段階はCT検査で、胃がんや大腸がんの診断の第一段階は内視鏡検査です。いずれも初期の小さながんの発見に有効性が高いとされている検査で、診断する医師は経験豊富な専門医です。
当院の胸部CT検査で発見された初期肺がん(下画像↓)。致死率の高い肺がんでも、初期に発見できれば、手術することで完治が期待できます。
禁煙外来
タバコを吸う人の肺がん発症率は、タバコを吸わない人の17倍といわれています。また、タバコををたくさん吸う人は例え肺がんにならなくても、ずっと吸っていると肺気腫になることもわかっています。肺をいたわるには、タバコを止めるのが一番です。
当院では年間200人~300人の禁煙指導をしています。従来のニコチンパッチによる禁煙指導では成功者は2人に1人も出ていませんでしたが、チャンピックスでは48.8%が成功しています(2018年6月現在の当院データ)
リハビリテーション
当院では呼吸器疾患で来院・入院される方が多く、「リハビリをすることで少しでも薬の量を減らすことができ、呼吸を楽にして頂きたい」との思いでリハビリテーション科を設けています。現在、理学療法士2名の体制です。
呼吸が楽にできるように、肋骨の動きを良くする理学療法を行っているところです(下画像↓)。
入院
  ・呼吸器リハビリテーション
  ・運動器リハビリテーション
  ・がん患者リハビリテーション
外来(予約制)
  ・呼吸器リハビリテーション
  ・運動器リハビリテーション

当院で扱う主な疾患

呼吸器外科・呼吸器内科
・肺癌・呼吸器感染症・気管支喘息・間質性肺炎
・COPD(慢性閉塞性肺疾患)・慢性呼吸不全
・自然気胸・悪性胸膜中皮症
消化器外科・消化器内科
・胃がん・大腸がん・胆石・胆のう炎・腸閉塞
・肝硬変・食道がん・食道アカラシア
・肝胆膵疾患(肝臓がん・膵腫瘍・胆道がん)
・下部消化管外科(結腸・直陽の外科)
皮膚科
・かゆみ・発疹・湿疹・虫刺され・ニキビ・アトピー・乾癬
・ヘルペス・蕁麻疹・多汗症・水虫・口内炎など
皮膚疾患用「光治療」しみ・そばかす・赤ら顔(毛細血管拡張症)・ニキビ・ニキビ痕・毛穴・肌のキメ、ハリ

医師ご紹介

  • 当院は呼吸器外科の専門医が4名、消化器外科の専門医が3名、皮膚科の専門医1名の診療体制です。小規模な病院ですが、中身は大学病院並に充実していると自負しています。

理事長 井上文之 <呼吸器外科 専門医>
令和3年10月1日より理事長
井上病院は肺がん手術を得意とする病院です。 井上理事長は、若い頃は胃の手術だけでなく大腸の手術もしていました。しかし、「いのうえ」院長は「胃の上」が好きなので、肺がんを専門としています。
日本呼吸器外科学会 指導医・特別会員
日本外科学会 指導医・専門医
日本胸部外科学会 正会員・指導医
日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡指導医・気管支鏡専門医
日本がん治療認定医機構 暫定教育医
呼吸器外科専門医合同委員会 呼吸器外科専門医
 
院長 森 雅信<消化器外科 専門医>
平成20年9月1日より副院長(院長代理)
令和3年10月1日より院長
消化器外科が専門。特に肝・胆・膵が得意(膵臓がんの解説
がんは早期に発見されれば治る可能性は高くなります。なんとなくお腹の調子が悪い、なんとなく食欲がないといった程度の症状でも、受診して検査を受けてください。当院では胃や大腸、内視鏡検査、CT検査なども積極的に行っています。
日本外科学会 専門医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医
消化器がん外科治療 認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医・暫定教育医
 
副院長 松浦求樹 <呼吸器外科 専門医>
令和5年4月1日より副院長
令和5年4月から井上病院に赴任してきました。前任地の広島市民病院では呼吸器外科(肺がん・縦隔腫瘍・気胸など)を専門として多くの手術を手掛けてきましたが、ここでは「胃の上の疾患」を抱える多くの患者さんを診るようになり初心に帰って頑張って行きたいと思っています。
日本外科学会 認定医
日本胸部外科学会 認定医
日本気胸・嚢胞性肺疾患学会 評議員
日本肺癌学会 特別会員
Doctor of Doctors Network
外科部長 上川康明 <消化器外科 専門医>
中国四国地方随一の手術の名手です
専門は胸腹部手術
岡山大学第一外科助教授時代は食道癌の責任者
学生時代は空手の日本代表選手
日本外科学会 指導医・専門医
日本消化器外科学会 消化器外科指導医・専門医
日本胸部外科学会 認定医
副院長 高橋正彦 <呼吸器外科 専門医>
平成25年4月1日より診療部長
令和3年10月1日より副院長 兼 手城福助苑診療所長
診察にあたっては、いつも「もし自分や自分の家族だったら」と考えながら患者さんと向き合っています。
日本外科学会 専門医
日本呼吸器外科学会 評議委員
日本気胸嚢胞性肺疾患学会 評議委員
呼吸器外科専門医合同委員会 呼吸器外科専門医
 
診療部長 西川敏雄 <呼吸器外科 専門医><消化器外科 専門医>
誠実さをもって物事を行ってゆくことを念頭においています。
日本外科学会 専門医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医
消化器がん外科治療 認定医
日本消化器病学会 専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
肺がんCT検診認定機構 認定医
日本呼吸器外科学会 評議員
日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医
呼吸器外科専門医合同委員会 呼吸器外科専門医
日本禁煙学会禁煙認定指導医
 
医局長 内科部長 井上智敬
令和7年4月より医局長 内科部長
令和7年4月より内科医として当院へ赴任いたしました。
患者さん本人がご自身の病気を理解され、
一緒に相談しながら病気に向きあうサポートができるように
わかりやすい説明を心がけています。
歯科医師
 
皮膚科部長 病院外来 医長 久山陽子<皮膚科専門医>
令和5年4月1日より皮膚科部長病院外来医長
令和5年年4月より当院に皮膚科が増設となりました。
皮膚科を担当させていただきます久山陽子です。
地域の皆さまに寄り添った皮膚科診療を心がけ日々の診察に取り組みたいと思います。
患者様への丁寧な診察と治療を目指していきます。
皮膚に関してお困りのことがございましたら、些細なことでもお気軽にご相談ください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
日本皮膚科学会 認定医専門医
 
永久 成一
令和5年10月より、金曜日の検査を担当しています。
井上 弘章 
不定期
井上 貴裕 
不定期

年間の手術件数・検査件数

当院の年間手術件数と年間検査件数の推移表はこちらに掲載しています。

専門医による医療解説

当院の呼吸器と消化器の専門医による、やさしい医療解説です。当院広報誌「はいのたね」に掲載した記事を転載しています。

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